今回は 三年生の長女のこと。

先日、侍の定休日に 長女が

「パパ、今日 学校 終わったらスイミングがあるから見に来て」

な~んて 言うもんだから

「おう、わかった。でも お前 泳げるようになったのか?」

「うん。クロールで 半分くらいは」

「そ、そうか。わかった。んじゃ見に行くよ」

と約束した。

昨年 一緒にプール行った時は まったく泳げなかった長女。
それが ここ最近 少しは泳げるようになった事を聞き、僕は約束の時間に スイミングスクールに ワクワクしながら向かった。

プールに つくと たくさんの生徒の中から 娘を見つけた。

かっ、可愛い…(ただの親ばか)

何度も何度も 一生懸命に 息つぎをしながら 必死に前へ前へと 進む 愛娘。

思わず、ウルウル来ている バカ親父。

決して キレイな泳ぎとまでは いかないが 不器用でも 少しずつ 前に進んでいる。

「あー、今日は来て良かったなぁ」

なぁ~んて アホづらしながら 我が子の 泳ぎを見ていたら

後ろから トントンって 肩を叩かれた。

「パパ、帰るよ」

振り返ると 泳いでいたはずの長女が…

ガ、ガビーン!!

俺、俺は 誰を見て ウルウルしてたんだ~っ!!
ただの 変態野郎じゃないか~(泣)

そして、娘に

「ちょっとは 泳げるようになったでしょ」と言われ

「あ、あー うん。なかなかだったぞ。アイスクリーム買ってあげる」

喜ぶ 長女を見て 黙っておこう。と心に決めた1日でした。